カイザー大輔デジタルワールドにてデート
今日俺は一人でデジタルワールドに来ている。あいつとの約束があるからだ。今日、俺の仲間が全員、用事があって、デジタルワールドには来れない、その事を事前の連絡で知った俺は、すぐに、あいつにDターミナルで「今日会えないか?」と、いきなりのメールにも関らず、すぐに「いいだろう」と返事が来て、「じゃあ、一緒にデジタルワールドを冒険しようぜ」と俺はメールを送って、俺は約束の場所に向って、ゲートを開いた。
これって、デート?だよな、やっぱり、好きな奴と二人だけで出掛けるって・・・・・
デジタルワールドに着くと、カイザーの要塞が、すぐそこまで来ていた。
「おーい、ここだー」
空を飛んでいる要塞に向って、俺は両手を振って呼びかける。要塞は俺のいる場所の、すぐ目の前に降り立った。すぐに、いつも出入りしている扉が開く、
「よう、待たせたか?」「いや、今来た所だ」
「そっか、良かった」「見せたい物がある。いつもの部屋で待っててくれないか」
「あ・・ああ」俺は気の無い返事をする。
いつもの部屋って事は・・・寝室・・だよな・・・まさか、いきなりって事は・・・無いよな・・・
部屋に着き、俺はベットに腰掛けて待っていると、すぐにカイザーは現れた。
「待たせたな」言うと同時に俺を押し倒すカイザー。
くそぉー、考えが甘かった・・・こいつを寝室で待つなんて、結果が見えてるじゃねえか!!
「ちょ・・・まて」「だめだな」
カイザーは俺の唇に自分のを重ねる。
「ふあ・・ひゃめ・・・」
舌を入れられたので、上手く喋れない、
キスに気を取られていたので気付かなかったが、いつの間にか、俺の四肢は鎖の先に付いたベルトで拘束されていた。
くそぉー、見せたい物って、これか!
「今日は・・・大事な・・・初デートだろう!」
なんとか、カイザーの唇がら逃れて、これだけは、口に出すことが出来た。
「デートだと・・・そうだったな・・・今日は記念すべき初デートだったな」
カイザーが俺の顔を見下ろしながら、何かを良からぬ事を、思いついたような、意地悪な笑みを浮かべる。
うっ・・俺は、こいつの、この顔に弱かったりする。
「そうだ。大輔、プレゼントをやろう、初デート記念だ。」
「プレゼント?」
へっ?何をする気だろう?と思い見ていると、カイザーは俺のズボンを脱がした。
「じゃあ、いくぞ、大輔、僕からのプレゼントだ。」
そう言うと、カイザーは俺のズボンを脱がし、俺の中に、何かを入れてきた。
カイザーの指ではなく、カイザーの物でも無い、酷く無機質なものだ。
「なっ、何いれてんだよ!」
「黙ってろ!・・・よし、全部入ったぞ」
カイザーは俺のズボンを戻し、すぐに俺を拘束していたベルトを解く、
「さあ、行くぞ、今日は記念すべき、初デートだからな」
「なっ、なんだよこれ!?抜けよ」
カイザーが入れた物が、規則的で微弱な振動を繰り返す。そして、俺のズボンの後ろから細い紐の様な物が伸び、カイザーの手元に持っている物に伸びている。
カイザーの手に持っている物には「強く」「弱く」「OFF」というボタンがある。
・・・・いやな予感が・・・・・
「ほう、抜けよだと、僕にそんな口の聞き方をしていいと思っているのか?」
いつもの相手を見下した態度で言うカイザー
「なっ、こんな口の聞き方したから、なんだってんだよ!!」
それは誰だって怒る。いきなり、こんな事されたら、
「やはり、大輔にはシツケが必要な様だな」
そういうとカイザーは手に持っていた物を操作する。
「あああああああっ」
俺の中に入いっている物の振動が強くなり、堪らなくなり、俺は喘ぐ、
くそぉー、カイザーが持っているのは、俺の中に入っている物のリモコンか!!
「はあああん」
不意に俺の中に入っている物の振動が弱められた。
「今日は記念すべき、初デートだからな、楽しまなくてはなぁ、大輔」
こいつは笑っている。絶対に笑ってる。口元が小さく笑みの形を作ってるし、くそぉー
「行くぞ、大輔」
そう言って、カイザーは俺の手を引き、足早に歩き出す。
「あっ」
歩く度に、俺の中の物が擦れて、快感が襲いかかって来る。
「ん?どうしたんだ?大輔、うん?」
さも何事も無いかのように、声を掛けて来るカイザー、だけど、わざとだ。絶対わざとだ。こいつは俺が歩くのも辛いのを知ってて、わざと早く歩いてる。くそぉー