二人だけの戦争・4

「ハァハァハァ」

荒い息を吐くキラのソバで、地球圏で紫外線が有毒なレベルまで達している場所で皮膚に塗るようにと支給されている。強力な粘液質な紫外線遮断ジェルでアスランは自身の指を濡らすと、キラの右膝の裏に左手を差し入れて、キラの股を広げる。

「いっ・・・ヤダッ・・・」

キラは慌てて自分の足を閉じようとするが、左足の膝の上にはアスランの右膝が乗っており、右膝の裏側はアスランの手が差し込まれている為、大した抵抗は出来ない。

「キラ・・・大人しくしろ・・・痛くはしないから」

「!」

驚きながら相手の方を見ると、先ほどまでの冷たい感じとは違った優しい印象の瞳とぶつかった。

キラはその瞳に流されるように膝の力を抜いてしまい、そのまま秘部にアスランの指の進入を受ける。

 

「んっ!・・・」

今まで味わったことの無い感覚にキラの顔が苦しげに歪む。

アスランの指が何度もジェルを塗っては挿入れ塗っては挿入れを繰り返し、キラの内部が粘液質なジェルで満たされてくると

浜辺ににちゃにちゃっという粘着質な濡音が響く

「あっ・・・」

ある一点をアスランの指が掠めた時に口を大きめに開けて、僅かに顎を反らせてキラの口から甘い声があがる。

アスランはそれを見逃さず、キラの内部でその一点を探し出す。

「あっ・・・・やっ・・そ、そこは・・・ああっ!・・・へ、変に・・なっちゃ・ぅ・・」

アスランはキラの内部に入れた、右手の二本の人差し指と中指をクリクリっと動かして、キラの秘部の中の一点を責める。

「あぅ・・っん!・ああっ!・・ああああっ!!」

キラの嬌声はもう本人の意思とは関係なく、アスランの指が動くたびに体をくねらせ、嬌声を上げ、キラの肉棒がピクンピクンと動き涙を流していた。

どれ位の時間責められたかもう分からなかった。指が抜かれ、変わりに相手の肉塊が自分の蕾に宛がわれているのを感じた。

 

荒い息を吐きながら、瞳だけを動かして相手の方を見ると、左の頬を右手の平で包まれた。そして相手の方に顔ごと向かされと

優しい目で自分を見る相手の瞳とぶつかった。

「アスラン・・・アスラン・ザラだ。・・・キラ・ヤマト」

「アス・・ラン」

相手の名前を呟くと、相手が頷くと、キラの腰をグイっと引き寄せて、相手の物が自分の中に入ってくる。

「ああああああっ」

指とは違った圧迫感がキラを追い詰める。

 

「あっ・・・い、いたいっ・・・」

指とは比べ物にならない圧迫感に思わず蕾を狭められ、アスランは眉間にしわを寄せる。

「くっ・・・・」

アスランは小さく腰を前後に動かしながら、頬に手を当てて、何度か優しいキスを唇にしてやると、キラが段々とアスランのペニスを受け入れ始める。

 

アスランの腰の動きが段々と大きく激しいものになっていく

「ああっ・・あああっ・・・ああああん」

アスランに内部を突かれる度にキラは甘い声を上げていく

「キ・・キラ・・・」

「ア、アスランっ!」

 

アスランの腰の運動がドンドンと激しいものになり、キラの最奥に到達すると、同時にキラはアスランの腰に両足を絡めて

グイっと自分の方に引き寄せて、自分の欲望を解き放つ。

「「あっ・・・ああああぁっ」」

二人の声が重なる。

 

「ハァハァハァ」

キラは荒い息を吐きながら、ぐったりと横たわっていた。

「ブツン」という音と共に自分の両手を縛っていたワイヤーが斬られるのを、どこかで感じながら意識を手放した。

 

あとがき・とりあえずはエッチもしたので一段落って感じです。そしてこれから先の話は二人の思想的な話や所属している組織について思う事、とかにになっていくと思います。まあ、その辺りの話を書きながらエロも書いていけたらなっと思います。